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2018年6月28日 (木)

顕微鏡の世界

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日は南極・北極科学館にある顕微鏡をご紹介します!
当館では、現在12台の顕微鏡を設置しています。

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 内、7台は偏光顕微鏡です。

偏光顕微鏡は、2 枚の「偏光板」を使って、対象物を観察する顕微鏡です。
偏光板とは、さまざまな方向に進む光の中から、一定方向に進む光だけを通す
フィルターの役目をするもの。サングラスなどにも使われています。

P1080298 こちらは、隕石の顕微鏡写真です。

石を顕微鏡で見ると、こんなにきれいなんですねshine
分厚い石を顕微鏡で見るためには、光が通るくらい薄くして、
スライドガラス板に貼りつけないといけません。これを「薄片(はくへん)」と言います。
その薄片を偏光顕微鏡で観察するのです。 

薄片は、2 枚の偏光板の間にセットして観察します。

偏光板が1 枚のときと2 枚のときで、それぞれ鉱物の見え方がちがってきます。

偏光板を使うことで鉱物特有の色がついたり、
薄片をセットしたステージを回転させると色が変わったり、消えたりします。
これらの性質を利用して鉱物の種類や特徴を調べます。

昨年の夏の企画展示「地球の証人 南極の石のひみつ」で、偏光顕微鏡と、
薄片の作り方について詳しく展示しましたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

せっかくなので、他の隕石、岩石の顕微鏡写真も…。

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以前、当館HPで隕石・岩石の写真を月替わりで掲載していました。

ご興味のある方はこちらもどうぞ↓↓

http://www.nipr.ac.jp/science-museum/microscope/

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P1080309

P1080300 石だけでなく、植物なども顕微鏡で見られます(偏光顕微鏡ではなく、普通の顕微鏡です)!

一体何の写真なのか…来館して、実際に顕微鏡を見ていただけるとうれしいですhappy01
(顕微鏡がぼやけて見えないときは、お気軽に受付にお声掛けくださいね。)

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:雪
気温:-6.6℃
風向・風速:南南西2.4m/s

★極夜29日目

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:28.5℃

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