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2019年6月27日 (木)

南極の石

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日も立川はすっきりしないお天気cloud
熱帯低気圧が明日(28日)の朝までに、台風になる見込みだとか。
そのせいか、今日は朝からお客様が少な目です。
団体のご予約も今日だけはまったく入っていませんので、
ゆっくり館内をご覧になりたい方は今日がおすすめですよ~!


南極・北極科学館に来られた方が、まず「これ何?!」と言って立ち止まるのが、
科学館の入り口にある「蜂の巣岩(はちのすいわ)」。
昭和基地周辺ので採取された、表面が穴だらけの岩石です。

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Photo
ぼこぼこしていてちょっと怖い…と思う方も多いかもしれませんね。
大きな岩が、なぜこの様な穴だらけの姿になったのでしょう?


氷の大陸南極にも、岩石が顔を出している「露岩(ろがん)地域」と呼ばれる場所があり、
蜂の巣岩は、その露岩地域で見つかります。

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蜂の巣岩ができるしくみは…

南極の強い風が、風化によってもろくなった岩の表面にへこみを作り、
へこんだ部分が飛んできた砂粒によってさらに削られて、
だんだんと穴が深くなったものと考えられています。
ただ、全ての石に蜂の巣ができるわけではなく、同じ場所にあっても、
石の種類によっては蜂の巣が見られないこともあります。

南極・北極科学館前の蜂の巣岩は、5億年前の岩石です。
日本列島にはないような古い時代の岩石がある南極。

南極の岩石は、地球の過去を知る上で、重要なサンプルとなります。

P1080231 ほかにも、地球の歴史が感じられる石の展示が館内にたくさんありますよ。

南極・北極科学館で、ぜひ地球の歴史を感じてみてくださいconfident

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:猛吹雪
気温:-12.8℃
風向・風速:東北東14.9m/s

☆極夜28日目

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:25.8℃

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こんにちは! 東京都立川市にある 国立極地研究所 南極・北極科学館のスタッフブログです。 南極・北極科学館は、南極や北極の研究・観測の情報発信拠点として2010年にオープンしました。 詳しくは、ホームページをご覧ください。