イベント情報

2020年2月20日 (木)

立川市協働企画公開講座極域科学シリーズを開催

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

昨日(2/19)、立川市共同企画公開講座極域科学シリーズを開催しました。
この講座は、立川市教育委員会・たちかわ市民交流大学市民推進委員会
・国立極地研究所の協働企画の公開講座です。
極域科学シリーズは、毎年度 前半・後半3回ずつ講座を開催しており、
昨日は後半の第2回目。
講師は、地圏研究グループ 堀江 憲路(ほりえ けんじ)助教。


「石の年齢の調べ方」というタイトルで、お話をしていただきました。
内容は…
むむむむむずかしいeyesweat01
でもすごくおもしろいsign03
専門的なお話も多かったので、恥ずかしながら私の頭では半分も
理解できていませんが…とにかく興味深いお話が盛りだくさんでした!

まずは自己紹介。

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前半は、石の年齢の調べ方や代表的な年代、数値年代、時間の定義についてのお話。
「石の年代」もいろいろ。
世界最古の鉱物は、オーストラリアのJack Hillsで発見された約44億年前のもの。
世界最古の岩石は、カナダで40億年前のものが見つかっている。
日本最古の鉱物は黒部市の38億年前。
などなど・・・

では、その年代を調べるにはどうしたら良いのでしょうか?
地質年代学についても詳しくご紹介。

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じゃあ、そもそも「時間」とは?
1年は365日、1日は24時間。それが当たり前のことだと思っていましたが、
地質記録から14億年前の地球の1日は18時間だったと判明したそうです。
地球の回転する速さは一定ではなく、遅くなっているのですね。
地球の自転、公転から時間を割り出すのは不正確…ということで、
現在では、温度0K(ケルビン)におけるセシウム原子時計を使って、
゛1秒″を定めているのだとか。
知らなかった…。

「年代」を調べるためには、そもそもの「時間」の定義が必要なのだと
よくわかりました。

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続いて、石を調べるために必要な機械、SHRIMPのお話。
高感度高分解能イオンマイクロプローブ(Sensitive high-resolution ion microprobe)の
頭文字を取り、また、形がエビに似ているということから「シュリンプ」と呼んでいます。
世界で19台しか稼働していないSHRIMP。日本には4台、うち2台はなんと極地研にあります。
数マイクロメートルの領域で、固体試料の化学組成・同位体組成を分析する装置です。
このSHRIMPを使って「ジルコン」という鉱物を分析することで、鉱物ができた年代を
決めることができます。

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SHRIMPの歴史や仕組み、そしてSHRIMPを使った年代測定などについても詳しくお話

詳しくはこちらをご覧ください↓

http://shrimp.nipr.ac.jp/

「チバニアン」の年代測定に関わった堀江さん。
最後はチバニアンの裏話でした。

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終了後、参加された方からは「おもしろかった!」「もう一度聞きたい!」と
うれしいお言葉をいただきました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!


次回は今年度最終回。3/11(水)です。
お申し込みは生涯学習推進センター(042-528-6872)へお願いいたします。
※定員40人(申込順)

なお、チバニアンに関しては、現在、南極・北極科学館にて
パネル展示で詳しくご紹介しています。
極地研究所で行った記者発表の映像もご覧いただけますよhappy01

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【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-8.4℃
風向・風速:東北東3.9m/s
日の出:4:21
日の入:20:48

【東京都立川市】午前10時
天気:くもり
気温:9.1℃

2020年1月23日 (木)

明日開催!日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部とのサイエンスカフェ

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

イベントのご案内です。
明日(1/24)、サイエンスカフェを開催します!!

明日は国立極地研究所と公益社団法人 日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部との
共同主催のサイエンスカフェ。
講師は富山大学名誉教授の対馬勝年(つしま かつとし)先生ですshine


我々に身近な「氷」。
スキー・スケートの滑り、氷結路面での転倒、自動車のスリップなど、
氷上の滑りは身近に経験できます。1

雪国育ちの私は、こどもの頃雪を踏み固めて長靴でゴシゴシこすり、
路面をツルツルにしてよく遊んだものです。
大人からは危険だから止めろと叱られましたが…。
雪だと滑らないのに、圧雪してこすると滑るのが不思議でした。
ツルツル滑ると本当に楽しいんですよね。
車を運転する身になって、なんて危ないことをしていたんだ…と反省していますshock

でもこどもの頃は楽しかったんですよ…。

明日は氷上の滑りの性質、そして、なぜ氷はよく滑るのかを詳しくお話していただきます。

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Photo_3 この2つの写真は何でしょう??明日お話がありますよ!


18:00〜、談話室サザンクロス(南極・北極科学館隣り)で開催!
参加費無料、申込不要です。


詳しくはこちら↓

https://www.nipr.ac.jp/science-museum/event.html


皆さん、ぜひお越しください!
ご来場をお待ちしております!


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-4.1℃
風向・風速:南3.2m/s
日の出:1:32
日の入:23:34

【東京都立川市】午前10時
天気:小雨
気温:5.0℃

2019年12月27日 (金)

「めざせ!極地の研究者」を開催しました!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

早いもので、今日は12月27日。今年最後の開館日です。

2019年12月28日(土)~2020年1月6日(月)は休館します。
よろしくお願いいたします。

さて、冬休み期間に入り、小中学生のお子さんも多く来館する時期となりました。
昨日は小中学生向けのイベント「めざせ!極地の研究者」を開催しましたよ。

講師は、気水圏研究グループの牛尾 収輝(うしお しゅうき)教授。

Img_1479 氷と海を研究されている牛尾先生shine

昨年度開催した夏の企画展示「雪と氷の大ぼうけん~雪と氷のひみつ~」をはじめ、
南極・北極科学館の展示やイベントでたいへんお世話になっている先生です。


昨日は、まず南極・北極科学館となりの談話室サザンクロスに集合!

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薄い氷を、偏光板を使ってみんなで見ました。
偏光板とは、さまざまな方向に進む光の中から、一定方向に進む光だけを通す
フィルターの役目をするもので、サングラスなどにも使われています。
偏光板を使うと、ただの氷が…

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Img_1475 色がついて見えます!不思議~eye

続いて、普段は入れない研究所の中に特別に入り…会議室でお話を聞いたり、
氷と雪の研究者が行っている研究の体験をしたりしました。

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Img_1488 南極に向かう船の上から、研究者は海の氷の厚さを測っています。
どうやって測るのでしょう?

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Img_1503 厚い海の氷に立ち、氷に穴をあけて直接測ります。
さあ、どうやって測ればいいでしょう?試してみよう!

Img_1515 海の氷と冷蔵庫で凍らせた氷、偏光板で見るとどんな違いがあるのかな?氷がどうやって成長したのか調べてみよう。

などなど…とても興味深い内容で、みんな真剣sign01

Img_1522_2 観測装置の実物も見せていただきました!
普段見ることのない装置に、お子さんだけでなく保護者の皆さんも興味津々でした。

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Img_1476ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
次回のめざせ!極地の研究者は春休みの開催を予定しています。
ぜひご参加ください。


それでは皆さん、良いお年をおむかえくださいconfidentshine
来年のご来館もお待ちしております!


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-2.0℃
風向・風速:北東3.0m/s
☆白夜36日目

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:12.3℃

2019年12月12日 (木)

隕石を見よう!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今夜は満月fullmoon
きれいな月が見られるでしょうか?

南極・北極科学館には「月の隕石」が展示されています。

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「月の隕石」と共に、「火星の隕石」の展示もshine

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P1080223 どちらもとても貴重です!


月の隕石、火星の隕石は常設展示ですが、現在開催中の冬の企画展示
「南極隕石展 -やまと隕石発見50周年-」では、極地研究所南極隕石ラボラトリーから
いろいろな種類の隕石をお借りし、特別に展示しています。

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常設展示の隕石と合わせて、ぜひご覧くださいshine

寒くなって来たせいか、今の時期お客様は少な目なのでcoldsweats01じっくりお楽しみいただけますよ~。

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-3.1℃
風向・風速:北北東3.0m/s
☆白夜21日目

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:15.9℃

2019年11月21日 (木)

開催中!「南極隕石展」

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

先日のブログでもお伝えしましたが、現在、冬の企画展示
「南極隕石展 - やまと隕石発見50周年 -」を開催中です!!

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1969年12月、第10次南極地域観測隊が、やまと山脈で9個の隕石を発見しました。
それが、南極における隕石探査の始まりでした。
隕石がもっとも見つけやすい地域、南極。
日本は今までに、南極で約17,400個もの隕石を採集しています。

今回の企画展示では、
なぜ南極では隕石が見つかるの?
そもそも隕石って何?
隕石にはどんな種類があるの?
極地研究所の隕石研究者はどんな研究をしているの?
などなど
「隕石」のハテナ?について詳しくご紹介します。

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南極隕石を発見した第10次隊の貴重な写真(提供:アーカイブ室)や、
常設展示以外の隕石の実物展示もありますよ!

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「南極隕石展」は2020年2月29日(土)までの開催です!


また、南極・北極科学館の展示室には、珍しい月や火星の隕石、
さわれる隕石等もあります(常設です)。

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Photo こちらもお見逃しなく!

ご来館をお待ちしておりますsign03

今回の企画展示では、極地研究所 南極隕石ラボラトリーの皆さんに
多大なるご協力をいただきました!
ありがとうございましたconfident


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
日の出:0:46
日の入:23:48

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:12.2℃

2019年11月 8日 (金)

11月8日 第1次南極地域観測隊出発!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日は立冬。暦の上では冬ですね。
北日本は気温がぐっと下がるとのこと。
こちらでも冬の訪れを感じる日が多くなるかもしれません。

さて、今日11月8日は、第1次南極地域観測隊が出発した日です。
この日から、日本の南極観測隊は始まりました。

1956年(昭和31年)11月8日、隊員53人を乗せた
観測船「宗谷」が東京晴海港を出航しました。

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3s 翌1957年1月29日、永田武隊長以下全員がそろって
南極大陸から約4kmのところにある東オングル島に上陸し、
その地に昭和基地を開設することを決定しました。

Photo

日本が南極観測に参加することが決まったのは、1955年(昭和30年)のことです。
まだ戦争の爪痕が残る中、敗戦国で唯一の参加でした。
日本の南極観測の参加を、国民は熱狂的に歓迎したそうです。
しかし、次の年にはもう観測隊を派遣しなければならない…
短期間での基地開設の準備は本当に大変だったでしょうね。

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第1次隊で忘れてはならないのが…ソリを運ぶ役目を担ったカラフト犬たち。

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Photo_4 22頭のカラフト犬が、第1次隊と共に南極に向かいました。

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そして猫のたけし。

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0108014隊員さんたちの癒しだったようです。

 写真提供:極地研究所アーカイブ室


第1次隊の昭和基地開設があったからこそ、60年以上日本の南極観測が続いています。
第61次隊の出発も間もなくです!


現在、南極・北極科学館では、初期の観測隊についての展示を行っています。
来週には展示を変更する予定ですので、お早目にご覧くださいconfident

なお、明日11月9日、南極・北極科学館は、立川スタンプラリー
スタンプ会場となります!
スタンプラリーもぜひご参加くださいmaple

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-12.2℃
風向・風速:北北東2.9m/s
日の出:2:26
日の入:21:43

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:14.3℃

2019年10月23日 (水)

サイエンスカフェを開催しました!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

先週土曜日(10/19)にサイエンスカフェを開催しました!

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講師は、極地研究所生物圏研究グループの自見 直人(じみ なおと)さん。

Img_0317 今年度極地研究所に入られたばかりの若手研究者です。

海洋生物の新種の探索・進化をメインに研究をされており、
今回は「新種ってどうやって見つけるの?」というテーマで
お話をしていただきました!

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まずは「分類学」について。

分類学、と聞くと、難しい学問のように思ってしまいますが…
「まずは名前をつけて同じ特徴を持つもの同士でグループを作る」、
「細分化することによって、ものの分類がわかりやすくなる!」
ということなのだそうです。

普段の私たちの生活でも、分類学が活きています。
例えばスーパーでお茶を購入する際に、スムーズにお茶のコーナーに行けて、
自分の飲みたいお茶の種類を選べるのは頭の中で「分類」しているから。

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そして、生物の名前「学名」のお話。
全世界で一つの種の共通認識を共有できるようにするため、
生物の種名は、ラテン語で属と種の2つの名前で明記するとのこと。

ラテン語なのは、もう使われていない言語のため変化しないからなのだとか。
学名ってなんだか難しいなーと思っていましたが、お話を聞いて納得!

続いて海洋生物について。
多毛類(ゴカイ)の分類学的研究を中心に研究をしている自見さん。
標本も持って来てくださいました!

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Img_0322 触ってもOKとのことだったので、触ってみましたが(ひえーcoldsweats02sweat01)…。

Img_0321会場にはなんとも言えない一体感が…
参加された皆さんは興味津々eye&和気藹々happy01でした!

多毛類は多くの種類があり、北極~南極、陸・淡水・海どこにでもいて
新種も見つけやすいそうです。
では、どのような手続きを踏めば新種になるのか?についても
詳しくお話をしていただきました。

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Img_0334これまでに自見さんは20種類以上の新種を発表してきたそうです。
 

こちらの記事もぜひご覧ください↓

https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20170121.html

いつもとは一味違った今回のサイエンスカフェ。
「生物分野の基礎的な研究がどういうものか知ることができてよかった」
「若手研究者の方の熱意やワクワク感が強く伝わってとても楽しめた」
「実物に触ることができるのは、すばらしい試み」等、
参加者の皆さんからうれしい感想をたくさんいただきました。
ご参加ありがとうございましたsign03


次回のサイエンスカフェは、11月16日(土)です。
ご来場をお待ちしております!!


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-11.4℃
風向・風速:北北東1.0m/s
日の出:3:48
日の入:20:23

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:17.8℃

2019年10月17日 (木)

講演会のご案内

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

先日までの暑さはどこへやら。急に寒くなりましたね。
南極・北極科学館のシンボルツリーも色づき始めました。

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Img_0308 これから紅葉の季節maple
紅葉を見に、遠くに旅行に行くのもすてきですが、
極地研究所の周りの木々も色づくときれいです。
近くに昭和記念公園もありますし、お散歩がてらぜひご来館くださいconfident


その昭和記念公園で、11月3日(日)、4日(月)に
「たちかわ楽市2019」というイベントがありますよ。
極地研究所では、11月3日(日)13:00-13:30に、
公園内の花みどり文化センター講義室で講演会を開催します!

1
実は今年2019年は、国立極地研究所、そして極地研究所と
同じ建物に入っている統計数理研究所が、
立川に移転して10周年の、記念の年なのです!
(同じ建物に入っているもう一つの研究所「国文学研究資料館」は
一足早く2008年に移転しています。)


そこで、統計数理研究所と共に花みどり文化センターで
講演会を行う運びとなりました。

講演会の極地研の講師は…
南極・北極科学館でも大変お世話になっている
伊村 智(いむら さとし)副所長ですshine
「南極の池で見つけた不思議な世界」というテーマでお話をしていただきます。
コケボウズ達は何を語るのでしょうか?

入場無料の講演会です。
皆さんのご参加をお待ちしております!!
(11/3(日)、南極・北極科学館は休館日ですのでご注意ください。)

Img_0309 「こけ坊」たちも楽しみにしていますsign03


広報誌『極』の「きょくまん」で、コケボウズ発見について紹介しています。
こちらもぜひご覧ください↓
『極』15号  
『極』16号  

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:ふぶき
気温:-6.7℃
風向・風速:北東13.8m/s
日の出:4:16
日の入:19:57

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:16.5℃

2019年10月 3日 (木)

カラフト犬と猫のたけしと観測隊

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日は、第1次南極地域観測隊(1956-58年)と共に南極に行った
カラフト犬と猫の「たけし」をご紹介します!

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Img085       【カラフト犬】
有名なタロ・ジロをはじめ、第1次隊では22頭のカラフト犬が
犬ぞりを引くために南極に行きました。
第7次隊(1965-67年)まで、40頭近いカラフト犬が南極に行っています。
昭和基地で生まれた子犬もいるので、さらに多くのカラフト犬が
南極で過ごしているのです!

※昭和基地最後の犬についてはこちら

Takeshi008        【たけし】
三毛猫の雄。
第1次隊の永田武(ながた たけし)隊長の名前をもらい、
「たけし」と名付けられました。
雄の三毛猫はとても珍しく、縁起がいいと言われ、航海の安全を願って
南極観測船「宗谷」に乗せられました。
カラフト犬と違ってそりを引くといった仕事などがなかった「たけし」。
主に隊員のペットとして活躍しました。

犬と猫と観測隊員。共に南極に行った仲間として、仲良く過ごしていたようです。

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Takeshi029

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Photo
※現在では、環境保護のため、動物を南極に連れていくことは禁止されています。

カラフト犬とたけしについては、
2017年度「南極観測隊と動物たち~日本から南極に行った動物 初期観測隊と歩んだ道~
2018年度「南極観測隊と動物たちⅡ」

2回の南極・北極科学館の企画展示でも詳しくご紹介しましたhappy01


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   【2017年度の企画展示の様子】


カラフト犬のタロは現在、余生を過ごした北海道大学植物園に、
ジロは国立科学博物館に、剥製が展示されています。
たけしは帰国後、第1次隊の作間隊員の家族の一員になりましたが、
1週間ほどして姿を消してしまいました。
その後のたけしの行方を知る人は誰もいません。

しかし…

な、なんと実は今、南極・北極科学館に、たけしがいるのです!!

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じゃーんsign03
こちらは、たけしの剥製…ではなく、精巧に作られたフェルト人形(猫形?)shine

山梨県立博物館夏期企画展・山梨放送開局65周年記念で今年度開催された
「すごすぎる!ねこ展~ヒトとネコとの出会いと共存の歴史~」。
その企画展でたけしを作っていただいたのです!

さらに!

このたけしをご寄贈いただき、南極・北極科学館に展示させていただくことになりました。
山梨県立博物館の皆さん、ありがとうございます!!
大切に展示させていただきますconfidentshine

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11月下旬から開催予定の冬の企画展示(何の展示になるかお楽しみに!)開始まで、

第1次隊~第4次隊の写真やたけしを展示しています。皆さんぜひご覧ください。
ご来館をお待ちしております!

また、国立極地研究所では、所蔵する写真を公開しています。
カラフト犬やたけしの写真も見られますので、こちらもぜひどうぞ!


・デジタルアーカイブ
・極地研究所アーカイブ室

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-13.6℃
風向・風速:南3.7m/s
日の出:5:20
日の入:19:01

【東京都立川市】午前10時
天気:くもり
気温:23.0℃

2019年10月 2日 (水)

夏の企画展示「のぞいてみよう!ペンギンワールド」終了しました

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

7月27日(土)から、約2ヶ月に渡り開催してきた企画展示
「のぞいてみよう!ペンギンワールド」は、
先週の土曜日に終わりを迎えました。
開催期間中、多くの方に展示を楽しんでいただきました!
ご来館いただいた皆様、ありがとうございました。


南極・北極科学館の企画展示は、国立極地研究所の研究者に
ご協力をいただきながら、広報室の科学館担当スタッフが作成しています。

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P1090373 解説ポスターを作ったり

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P1090415 パネルに貼ったり…。

P1090456 パネルが完成したら設置。

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P1090575 ペンギンの剥製も。


今回の「のぞいてみよう!ペンギンワールド」では、
生物圏研究グループの皆さんに大変お世話になりました。
「サイエンスカフェ」や「めざせ!極地の研究者」、
「ペンギン研究者に直接質問してみよう!」のコーナー等、
たくさんのイベントも担当していただきました。

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Img_0003 イベントにご参加いただいた皆さん、そして、ペンギン研究者の皆さん、
ありがとうございました!

南極・北極科学館は、極地研究所で行っている観測や、
研究の成果をお知らせする施設ですので、
常設展示の内容は少し(?)難しめ…。
中高生以上を対象としています。

そのため、企画展示では、少し対象年齢を下げて、
小学生のお子さんでも楽しんでいただけるような内容を
意識して作成しているのですが…
企画展示をご覧になって、「ここが難しい」、「こういうことをもっと知りたい!」
などご意見をお聞かせいただけるとうれしいですconfident

次回の企画展示は、11月開始予定です!
詳細が決まり次第お知らせします。お楽しみに!!

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-9.8℃
風向・風速:北東6.9m/s
日の出:5:24
日の入:18:57

【東京都立川市】午前10時
天気:雨
気温:24.0℃

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南極・北極科学館

こんにちは! 東京都立川市にある 国立極地研究所 南極・北極科学館のスタッフブログです。 南極・北極科学館は、南極や北極の研究・観測の情報発信拠点として2010年にオープンしました。 詳しくは、ホームページをご覧ください。