その他

2019年11月28日 (木)

第61次南極地域観測隊出発!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

昨日、第61次南極地域観測隊が成田空港を出発しました!
飛行機でオーストラリアのべリスベン経由でパースに向かい、
さらに南極観測船「しらせ」が停泊しているフリーマントルまで行きます。
(しらせは11月12日に日本を出港し、先にフリーマントルに到着しています。)

第61次隊の活動は、極地研究所HPの「南極観測」で詳しくご紹介していますよ!https://www.nipr.ac.jp/jare/activity/


昨日の出発の様子は、観測隊ブログをぜひご覧くださいconfident

本隊 出発の日 
第61次観測隊(本隊)成田空港から出発 


さて、第61次観測隊には、我らが広報室(南極・北極科学館は
極地研広報室で運営しています)の寺村たから隊員が、
情報発信担当で参加していますsign03

Img_1094  南極・北極科学館の体験コーナーで先日撮影

ブログや公式SNSで、観測隊の仕事をレポートしてくれますよ!
ぜひSNSのフォローをお願いしますwinkshine
Twitter @kyokuchiken
Instagram @nipr_japan


南極・北極科学館でも、第61次隊の活動を紹介しています。
HPでは、月替わりで隊員のインタビュー記事をご紹介しますので、
こちらもぜひご覧くださいshine

https://www.nipr.ac.jp/science-museum/interview/

昭和基地に到着するのはまだまだ先です。

隊員の皆さん、長い船旅お気をつけて!


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:

☆白夜7日目

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:11℃

2019年11月26日 (火)

白夜の昭和基地

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

南極・昭和基地が「白夜(びゃくや)」に突入しました!
南極圏(南緯約66.5度から南)や北極圏(北緯約66.5度から北)では
太陽が沈まない時期があります。これを白夜といいます。
反対に、一日中太陽がのぼらない時期もあります。
これは「極夜(きょくや)」といいます。

白夜も極夜も、南極圏と北極圏だけに見られる現象です。
緯度によって期間は異なり、北極点と南極点では、白夜極夜はともに半年ずつ。
日本でも、夏の間は日が長くなり、冬は日が短くなりますが…
太陽がずっと出っぱなしだったり、一日中ずっと太陽が出なかったり…
ということはありません。
日本はちょうど良い位置にありますね。


白夜も極夜も、地球の地軸が傾いた状態で太陽の周りを回っているため起きます。
傾いているため、太陽が一日中当たる時期と当たらない時期ができるのです。

K01222m

こちらは、白夜の昭和基地で1時間ごとに撮影した太陽です。
南極の夏の間、太陽は夜中になっても地平線に近づくだけで沈むことはありません。
昭和基地のある南緯69度では、約50日間白夜が続きます。

白夜が始まったら、本格的な南極の夏。
昭和基地では、次の隊を迎え入れるため、準備に取り掛かります。
第61隊の出発ももうすぐですsign03


昭和基地NOW!!もぜひご覧ください↓

https://www.nipr.ac.jp/jare/now/back56/20151121.html

https://www.nipr.ac.jp/jare/now/back57/20161208.html

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ

白夜5日目


【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:7.5℃

2019年11月 8日 (金)

11月8日 第1次南極地域観測隊出発!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日は立冬。暦の上では冬ですね。
北日本は気温がぐっと下がるとのこと。
こちらでも冬の訪れを感じる日が多くなるかもしれません。

さて、今日11月8日は、第1次南極地域観測隊が出発した日です。
この日から、日本の南極観測隊は始まりました。

1956年(昭和31年)11月8日、隊員53人を乗せた
観測船「宗谷」が東京晴海港を出航しました。

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01001

3s 翌1957年1月29日、永田武隊長以下全員がそろって
南極大陸から約4kmのところにある東オングル島に上陸し、
その地に昭和基地を開設することを決定しました。

Photo

日本が南極観測に参加することが決まったのは、1955年(昭和30年)のことです。
まだ戦争の爪痕が残る中、敗戦国で唯一の参加でした。
日本の南極観測の参加を、国民は熱狂的に歓迎したそうです。
しかし、次の年にはもう観測隊を派遣しなければならない…
短期間での基地開設の準備は本当に大変だったでしょうね。

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第1次隊で忘れてはならないのが…ソリを運ぶ役目を担ったカラフト犬たち。

Photo_2

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Photo_4 22頭のカラフト犬が、第1次隊と共に南極に向かいました。

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そして猫のたけし。

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0108014隊員さんたちの癒しだったようです。

 写真提供:極地研究所アーカイブ室


第1次隊の昭和基地開設があったからこそ、60年以上日本の南極観測が続いています。
第61次隊の出発も間もなくです!


現在、南極・北極科学館では、初期の観測隊についての展示を行っています。
来週には展示を変更する予定ですので、お早目にご覧くださいconfident

なお、明日11月9日、南極・北極科学館は、立川スタンプラリー
スタンプ会場となります!
スタンプラリーもぜひご参加くださいmaple

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-12.2℃
風向・風速:北北東2.9m/s
日の出:2:26
日の入:21:43

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:14.3℃

2019年11月 7日 (木)

教員南極派遣プログラム

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
研究所の周りの木々も、だいぶ色づいてきました。
お天気も良いですし、紅葉狩りに出かけたいところです。
日暮れも早くなり、南極・北極科学館が閉館する17:00には辺りは暗くなっています。
ライトアップされたシンボルツリーがきれいですよ。

20191106_173241_1 昨日はちょうど木の真上にきれいな月が見えました。
11月4日(月)が上弦だったので、昨日の月は
ちょっとふっくらした半分の月でしたmoon2

冬を迎える日本とは逆に、南極は夏に向かっています。
今月下旬には、昭和基地は白夜を迎えますよ。

日本の秋が深まる毎年この時期に、南極地域観測隊は出発します。
第61次隊の出発まであとわずか。
隊員の皆さんは準備を進めているとこでしょうか。

ところで、現在、2020年11月出発予定の
第62次隊の教員南極派遣プログラムの派遣教員を募集中です!

教員派遣プログラムとは…
第51次隊(2009~2011年)より、全国の小中学校・高等学校の教員が、
南極観測隊に同行し、昭和基地との中継で授業を行ったり、
帰国後に講演を行ったりして、南極観測の意義や魅力を
こどもたちに伝えていくものです。
このプログラムは、極地研究所、公益財団法人日本極地研究振興会が主催し、
文部科学省(南極地域観測統合推進本部事務局)と連携して実施します。

詳しくは、こちらをご覧ください↓

https://www.nipr.ac.jp/info/2020-kyouinhaken/

教員南極派遣プラグラムのホームページもぜひご覧くださいsign01https://sites.google.com/view/nipr-haken

南極に興味をお持ちの先生方のご応募をおまちしております!


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-12.4℃
風向・風速:北東0.6m/s
日の出:2:32
日の入:21:38

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:15.0℃

2019年10月29日 (火)

ヌアスムグリ・アリマス特任研究員が「日本雪氷学会賞(平田賞)」を、青木輝夫特任教授が「日本雪氷学会賞(論文賞)」を受賞

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。


極地研究所気水圏研究グループのヌアスムグリ・アリマス特任研究員が、
「2019年度日本雪氷学会賞(平田賞)」を受賞しました!

「平田賞」は、雪氷学の研究に顕著な成果をあげ、
今後の発展を奨励することが適当と考えられる正会員に贈られる賞です。
アリマスさんは、
「マイクロ波を用いた北極・南極における雪氷融解の検出研究」について
高い評価を受け、「平田賞」に選ばれました。


南極・北極科学館でもお世話になっているアリマスさんshine
ちょうど2年前の2017年10月27日(金)に、
「北極・南極の雪はいつ融ける?
―南極大陸での雪上車観測とアラスカでの飛行機観測から―」
というタイトルで、サイエンスカフェを担当してくださいました。

P1070107  第58次観測隊として南極に行かれたアリマスさん。
南極での観測内容や体験談はもちろん、ご出身の新疆ウイグル自治区の
ご紹介も非常に興味深かったです。
天山山脈の美しさには息を呑みましたeye

この日は民族衣装のステキな帽子を被ってお話をしてくださいました。

P1070114

詳しくはこちら

また、国際北極環境研究センターの青木輝夫特任教授が共著者となっている論文が
「2019年度日本雪氷学会賞(論文賞)を受賞しました。
「論文賞」は雪氷学の発展に貴重な貢献となる論文の著者である正会員に贈られる賞です。

この度の受賞、おめでとうございます!!
詳しくは、こちらをご覧ください↓

https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20191021.html

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-4.8℃
風向・風速:東北東9m/s
日の出:3:20
日の入:20:54

【東京都立川市】午前10時
天気:雨
気温:15℃

2019年10月23日 (水)

サイエンスカフェを開催しました!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

先週土曜日(10/19)にサイエンスカフェを開催しました!

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講師は、極地研究所生物圏研究グループの自見 直人(じみ なおと)さん。

Img_0317 今年度極地研究所に入られたばかりの若手研究者です。

海洋生物の新種の探索・進化をメインに研究をされており、
今回は「新種ってどうやって見つけるの?」というテーマで
お話をしていただきました!

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まずは「分類学」について。

分類学、と聞くと、難しい学問のように思ってしまいますが…
「まずは名前をつけて同じ特徴を持つもの同士でグループを作る」、
「細分化することによって、ものの分類がわかりやすくなる!」
ということなのだそうです。

普段の私たちの生活でも、分類学が活きています。
例えばスーパーでお茶を購入する際に、スムーズにお茶のコーナーに行けて、
自分の飲みたいお茶の種類を選べるのは頭の中で「分類」しているから。

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そして、生物の名前「学名」のお話。
全世界で一つの種の共通認識を共有できるようにするため、
生物の種名は、ラテン語で属と種の2つの名前で明記するとのこと。

ラテン語なのは、もう使われていない言語のため変化しないからなのだとか。
学名ってなんだか難しいなーと思っていましたが、お話を聞いて納得!

続いて海洋生物について。
多毛類(ゴカイ)の分類学的研究を中心に研究をしている自見さん。
標本も持って来てくださいました!

Img_0324

Img_0322 触ってもOKとのことだったので、触ってみましたが(ひえーcoldsweats02sweat01)…。

Img_0321会場にはなんとも言えない一体感が…
参加された皆さんは興味津々eye&和気藹々happy01でした!

多毛類は多くの種類があり、北極~南極、陸・淡水・海どこにでもいて
新種も見つけやすいそうです。
では、どのような手続きを踏めば新種になるのか?についても
詳しくお話をしていただきました。

Img_0314

Img_0334これまでに自見さんは20種類以上の新種を発表してきたそうです。
 

こちらの記事もぜひご覧ください↓

https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20170121.html

いつもとは一味違った今回のサイエンスカフェ。
「生物分野の基礎的な研究がどういうものか知ることができてよかった」
「若手研究者の方の熱意やワクワク感が強く伝わってとても楽しめた」
「実物に触ることができるのは、すばらしい試み」等、
参加者の皆さんからうれしい感想をたくさんいただきました。
ご参加ありがとうございましたsign03


次回のサイエンスカフェは、11月16日(土)です。
ご来場をお待ちしております!!


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-11.4℃
風向・風速:北北東1.0m/s
日の出:3:48
日の入:20:23

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:17.8℃

2019年10月11日 (金)

福島紳隊員の遭難

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日は十三夜ですmoon1
日本では、旧暦の8月15日の月を中秋の名月(十五夜)、
そして旧暦の9月13日の月を十三夜と言って、お月見をする風習があります。
中秋の名月は台風到来の時期と重なり、すっきりしない天気のことが多いため、
「次の月にお月見をしよう!」と、日本独自に考え出されたのが十三夜です。
中秋の名月に次いで美しい月と言われる十三夜。
きれいなお月様を見たいところですが…残念ながら台風の関東直撃で、
今日はお月見どころではないようですcoldsweats02

南極・北極科学館も、明日10月12日(土)は公共交通機関の運休や、
安全面を考慮し、休館します。
ご了承のほど、なにとぞお願いいたします。


ところで、59年前の1960年10月10日。
昭和基地でとても悲しい出来事がありました。
第4次南極地域観測隊(1959-61年)の福島 紳(ふくしま しん)隊員の遭難です。
その日福島隊員は、屋外につながれたカラフト犬の給餌を終え、
海氷上に置かれたソリの点検に向かったところ、ブリザードのために方向を見失い、
行方不明になってしまいました。
直前まで福島隊員と一緒にいた吉田 栄夫(よしだ よしお)隊員は、
村石 幸彦(むらいし ゆきひこ)隊員と共に福島隊員の捜索に当たりましたが、
発見には至らず、ブリザードのため基地に帰ることもできず、ビバークすることに。
その後の懸命な捜索活動でも、福島隊員の姿を見つけることはできませんでした。

福島隊員が発見されたのは1968年2月9日。第8次隊から第9次隊に交代する頃でした。
第9次隊が地質調査に出かけたところ、岩陰に横たわる福島隊員の姿がありました。
昭和基地から4kmほど離れたところだったそうです。
第8次隊は帰国寸前で、船に乗り込んだところでした。
偶然にも、第8次隊には吉田隊員をはじめ第4次隊の仲間が5人、第9次隊には2人いて、涙の再会になりました。

3 【福島隊員の遺骨を背負う吉田隊員(右)】 提供:吉田栄夫氏

広報誌『極』18号、吉田栄夫「第4次越冬-厳しい試練に耐えて(2)」をどうぞご覧ください。


吉田隊員、村石隊員は、現在「日本極地研究振興会」で活躍されています。

南極・北極科学館のミュージアムショップは、日本極地研究振興会の皆さんに
運営していただいているのです!

https://twitter.com/JpraShop/status/1157483320109719552

Image1_2_1 お二人が科学館のガイドをしてくださることも…。

吉田隊員(中央)と村石隊員(左)と藤井理行 元所長(右)。お話を聞けたらラッキーです!

現在、福島隊員の遺体が発見された場所には石を積んだケルンが作られており、
越冬隊は毎年、このケルンで慰霊祭を行っています。
福島隊員の遭難をきっかけにして、観測隊の安全対策は強化され、外出注意令・禁止令を発令したり、
ライフロープを張ったりするようになりました。
福島隊員の事故による教えは、今日の、そしてこれからの南極観測に生かされています。

昭和基地NOW‼でも、毎年慰霊祭の紹介をしています。ぜひご覧ください。


自然に人間は抗えないもの。
今回の台風も万全の準備をしておかないといけませんね!

皆さん、くれぐれもご注意を!

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-10.7℃
風向・風速:北北西1.7m/s
日の出:4:44
日の入:19:32

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:19.5℃

2019年9月26日 (木)

極地研サイエンスカフェのご紹介

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日は、国立極地研究所で月に1回程度開催している、
サイエンスカフェについてご紹介します!

サイエンスカフェは、飲み物を片手に、科学について
気軽に語り合うイベントですcafe

講師は極地研究所の研究者や南極観測隊員(外部講師のことも有り)。
ご自身の研究内容や、南極・北極でどのような観測をしているか等を
話していただいています。

P1090211

Dscn1606

P1090342  【今年度のサイエンスカフェの様子】

主に南極・北極科学館隣りの談話室サザンクロスで開催していますが、
年2回程度、外部に会場をお借りすることもあります。

Img_7660_3

     【シネマカフェ】

Dscn1400_3    【立川ワシントンホテル】

金曜日の18:30~もしくは土曜日の15:00~の開催が多いですが、
研究者や会場の都合によっては別の時間帯になることも。

気が向いたときに、定員を気にせずふらっと参加していただきたいと
思っていますので、申込制にはしておりません。
「早く行かないと席が埋まってしまいますか?」という
お問い合わせをよくいただきますが、よほどのことがない限り、
座れないということはありませんので、どうぞお気軽にお越しください。

開場は開始時間の30分前です。あまり早くお越しになると、
会場準備のため、外でお待ちいただくことになってしまいます…sweat02

P1080099
よほどのことがあった、2018年4月21日(土)

第58次南極観測隊越冬隊長の報告会でした。
100名近い来場者があり、初めて立ち見の方が出ました。
このような大混雑は、今のところこの日だけです…。

P1080098 ぎゅうぎゅうで申し訳ありませんでした…。


できれば年間予定をお知らせしたいサイエンスカフェですが、

なにぶん南極や北極をはじめ、国内外に出張の多い極地研の研究者…。
開催日近くならないと日程の決定は難しいのですsweat01
決まり次第、南極・北極科学館ウェブサイトの「イベント情報」で
告知しますので、ときどきチェックをお願いいたします!

次回は10月19日(土)15:00~です!

ご参加をお待ちしております。


ところで…
前回(9/20)のサイエンスカフェ「北極域の海氷減少と北極海航路の利用」の
スライドをこちらで公開していますので、ぜひご覧くださいshine


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-28.4℃
風向・風速:北北東1m/s
日の出:5:52
日の入:18:37

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:25℃

2019年7月16日 (火)

アポロ11号月面着陸50周年!日本隊の南極隕石発見も50周年!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今年はアポロ11号月面着陸50周年ですね!
1969年7月16日13:32(現地時間)、ケネディ宇宙センターから打ち上げられたアポロ11号。
7月20日16:17(現地時間)に、人類初の月面有人着陸に成功しました。
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」という
アームストロング船長のことばが有名ですよね。
全世界で約5億人がその偉業を見守ったそうです。

そんな1969年。
氷床の調査に出かけていた第10次南極地域観測隊が、12月21日にやまと山脈で2個の隕石を発見。
数日中にさらに7個の隕石を発見し、計9個を持ち帰りました。
このことが発端となり、日本の観測隊は、現在ではなんと2万個近い隕石を南極で発見しています。

南極で隕石がたくさん見つかるのは、南極大陸をおおう氷(氷床)とその動き、そして地形などによって、
隕石が山の近くに集まるしくみがあるからです。
南極に特に隕石がいっぱい落ちるわけではなく、南極氷床が隕石を保存し運ぶ役目を果たしているのです。

南極隕石の集積機構はこちら↓

http://yamato.nipr.ac.jp/exploration/exploration2


南極・北極科学館では、観測隊が持ち帰って来た隕石の実物を展示しています。

P1090444

P1090443

中には、月の隕石も。

P1090441

P1090442
こちらは、1986年に第27次隊が採集した隕石(Y-86032:やまと山脈1986年32番目)です。
月の裏側から来たと考えられています。

Y-86032の偏光顕微鏡画像はこちら↓

https://www.nipr.ac.jp/science-museum/microscope/microscope_201408.pdf

今年の夏は、月の隕石の実物を見て、月に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-23.2℃
風向・風速:東南東2.5m/s
日の出:11:37
日の入:13:17

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:20.3℃

2019年7月 2日 (火)

「極地研探検2019」探検ツアー受付開始!

こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

7月1日より、国立極地研究所 一般公開「極地研探検2019」
探検ツアーのお申込み受付を開始しました!!


8月3日(土)10:00~16:00開催の「極地研探検2019」。
普段、極地研究所で見学ができる場所は、この南極・北極科学館と
研究所1階のアトリウムのみですが、年に1回開催の一般公開では、
普段入ることのできない研究所の中を見ることができますよ!


トークセッションやライブトーク、サイエンスカフェなどの予約不要のプログラムもありますが

https://www.nipr.ac.jp/tanken2019/program.html

研究設備や貴重な標本をご紹介する探検ツアーは事前申込制です。


https://www.nipr.ac.jp/tanken2019/tour.html(探検ツアー申し込みページ)
上記ウェブサイトの「お申し込みフォーム」からお申込みください。
受付は7月22日(月)23時59分までですのでお早めに~!
※応募者多数の場合は抽選となります。


昨年度の一般公開の様子↓

P1080521

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国立極地研究所は、南極・北極でどんな研究を行っているのか、
研究所にはどんな研究設備があるのか、
ぜひ「極地研探検2019」でお確かめくださいconfident

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:ふぶき
気温:-14.9℃
風向・風速:南東1.5m/s
☆極夜33日目
【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:24.8℃

プロフィール

フォトアルバム

国立極地研究所
南極・北極科学館

こんにちは! 東京都立川市にある 国立極地研究所 南極・北極科学館のスタッフブログです。 南極・北極科学館は、南極や北極の研究・観測の情報発信拠点として2010年にオープンしました。 詳しくは、ホームページをご覧ください。